国会活動(平成22年)
2010年12月02日<於)参議院議員会館>
「福島県農業会議 と 国会議員の懇談会」
県農業会議の各市町村代表の皆様が一堂に会し、11月5日に行われた、第55回福島県下農業委員大会での決議事項について、意見交換を行いました。「農業基本政策の確立と慎重なEPA交渉等について」の要望です。
その内容の主なものは、「WTO・EPA・FTA交渉での厳とした対応」「食料・農業・農村基本計画」「安定した米政策の実現に向けた施策の推進」「農業者年金制度の充実」など、農業に関わる広範な課題です。
私も、農業委員会の使命・役割、農地法の持つ重み、TPP参加反対の意見などについて、ご挨拶申し上げました。
2010年12月02日<総務大臣室>
「地デジ移行に関する総務大臣への提言」
左から4番目が岩城。二人置いて片山総務大臣と川崎座長
多くのマスコミに囲まれ、申し入れをする。着席左端が岩城
自民党・公明党では、去る10月20日に「地上デジタル放送推進プロジェクトチーム・川崎二郎座長(自民党)」を立ち上げ、私も、委員に任命されました。2011年7月24日から始まる地上デジタル放送への完全移行に対する取り組みについて、地方自治体・放送関係者などからのヒアリングを重ね提言書をまとめました。
この日、その提言を、主務大臣である片山総務大臣へ申し入れました。
期限まで1年を切りましたが、まだ多くの課題があります。全国津々浦々の国民がデジタル化の恩恵を享受できるよう、国・NHK・民放各社は、地方自治体その他の関係者と緊密に連携して取り組むこと、十分な予算の確保・低所得世帯へのチューナー等支援の拡大・新たな難視の把握と早期解消・エコポイントの円滑な事業実施など、9つの課題をあげております。
2010年11月18日<於)党本部>
「第47回指定都市行財政問題懇談会」
開会にあたり、挨拶する岩城議員
今年で第47回を数える標記懇談会(全国18政令指定都市)が党本部で開催され、私は、自民党影の内閣・総務大臣として出席いたしました。
懇談会では、指定都市代表の挨拶の後、自民党から、政令指定都市議員連絡協議会長(中川秀直先生)、組織運動本部長(森 英介先生)の挨拶がありました。その後、指定都市代表者から、①地方分権改革について、②国と地方の税源配分について、③法人税率引き下げについて、④地方交付税について、⑤一括交付金について要望が出され、私が、自民党の基本的な考え方・方針・留意点などについて答弁いたしました。
2010年11月09日<於)党本部>
平成22年全国女性議員政策研究会
分科会「地方分権と地方再生について」
全国で活躍されている自民党女性地方議員約60名が集い、政策研究会が開催されました。
初日は、石破 茂政調会長の基調講演に続き、3つの分科会に分かれ受講されました。
私は影の内閣・総務大臣の立場で講師に招かれ、「地方分権と地方再生について」、30分の基調講演とその後の質疑に応えました。
市議・県議・市長の時代の経験から始め、現憲法には、地方自治に関して4つの条項のみであり、自民党の新憲法草案では、地方自治の充実に向けて内容の深堀り、範囲を広げていることを紹介し、地方議員の活躍の場が一層求められていると、自論を申し上げました。
地方再生では、地元ふくしまの、県下一小さな村である桧枝岐村の観光を中心とした地域振興や、スパリゾートハワイアンズが炭鉱の閉山という試練に耐え、いかにして発展してきたかを説明いたしました。
その後、女性議員の皆様からの質問や要望などを伺いましたが、さすがに、来春の選挙を控えて、真剣な、そして地元の実情に即した質問・意見でした。
それぞれの選挙において、油断なく準備を進め、党勢拡大にご尽力いただくことを願っております。
2010年10月29日<自民党本部>
「総務部会・行政書士制度推進議員連盟合同会議」
上:幹事長代理就任の挨拶
下:日本行政書士連合会長の挨拶
この議連は、行政書士会の健全な発展と、諸課題の解決に向けて、議員連盟とともに力を合わせて活動しております。
この日は、参議院選挙後初めての会議で、役員補充が承認され、私は、幹事長代理に任命されました。
会議では、行政書士会からの要望項目について、ご説明いただき、質疑を行いました。
2010年10月27日<自民党本部>
「行政改革推進本部・内閣部会・総務部会合同会議」
この合同部会では、民間と公務員の実態を十分に調査・検討し、国家公務員の制度改革にならって、地方においても官民の大きな格差が出ないようにすることと、地方自治体の行政職にも能力主義を導入しようとする法案を検討いたしました。
自民党の政務調査会では、このように関連する部会の合同調査・審査も多く、中でも所管範囲の広い総務部会長は、特に国会開会中は大忙しです。
2010年10月27日<自民党本部>
「原発立地13道県議会地域振興協議会
~原発特措法の延長について~」
(右端が岩城、左端は福島県連の斉藤幹事長)
原子力発電所を有する全国13道県の自民党県連・道連の代表が一堂に集まり、自民党電源立地及び原子力等調査会所属(私は副会長)の国会議員とともに、標記特措法について協議をいたしました。
これは、平成22年度末で期限の切れる、原発立地市町村とその周辺地域が対象となる原発立地地域振興交付金を、23年度以降も延長し、さらに(まさかの時の)緊急避難道路の建設や、自治体にとって使い勝手のよい形(例えば、過疎地域振興法が、ソフト事業も対象にしたような)にするなど、地域の実情にあった法律に改正しようとするものです。
国策としてのエネルギー政策を受け入れてきた地域ならではの課題もあり、自民党としては極めて重要な課題と考え、積極的に延長・改正に向けて活動を展開していくことを確認しました。
2010年10月20日
「選挙制度調査会、総務部会合同の
地方統一選挙に関わる法改正」
来春の統一地方選挙執行にあたり、総務部会と選挙制度調査会の合同会議が開かれました。
これは、来年の4月10日を都道府県知事・都道府県議会議員に、4月24日を市町村の首長、市町村議会議員の選挙日程に定めようとするもので、事前に説明を受け、質疑を行ったものです。
2010年10月15日<自民党本部>
「第2回総務部会 市議年金制度及びNHK情報漏洩」
この日は、地方議会議員の年金問題と、NHKの情報漏洩について、総務省、NHKからそれぞれ説明を聞き、意見交換をいたしました。
まず議員年金ですが、これは、平成の市町村合併に伴い、全国約3200(平成11年3月現在)市町村が、1730市町村(平成22年3月見込み)となり、市町村議会議員が減少したことにともない、その結果、現役議員と受給者数が、3:1の比率となりました。このままでは、平成18年の受給年金改正により20年は維持可能と言われていた基金が、来年には枯渇してしまうという現状にあります。 知事・市長・県議経験者をはじめ、多くの議員から、・議員の将来設計、・地方分権の時代の人材確保、・政治家という職業に対する理解普及などを理由に、存続を求める意見が強く出されております。
今後、PT(プロジェクト・チーム)を創設し、その存廃を含め、検討することになりました。
NHKの情報漏洩問題は、野球賭博に関わる捜査の途中、時津風親方に対して、警察の捜査が入るとの、事前情報をメールで流した、ということに関して、NHKからの説明を求めたものです。 NHKの職員が、ニュース原稿を放送前に閲覧し、それをもとに対象企業の株式を売買したインサイダー事件が、つい3年前にも起こったことを省みて、職員の倫理観・上司の責任・社員教育の徹底など、厳しい指摘がなされました。今後も、さらに高い関心を持って推移を監視してまいります。
2010年10月13日<自民党政調会>
財務金融・総務・農林水産合同部会
「口蹄疫に係る減免措置法案について」
(左から、林財政金融部会長、岩城、宮腰農林水産部長)
今年、宮崎県内で猛威を振るった口蹄疫。発生直後の政府の対応の遅れもあって、最終的な被害総額はまだ算定されていないものの、牛・豚の殺処分は29万頭強と、10年前の事例(殺処分700頭、被害30億円)とは比較にならないほど被害が拡大してしまいました。
被災農家に対する支援策はもとより、自立支援や再生支援の為の“手当て金”に対する免税措置を図らなければなりません。可能な限り早急に、今国会中に議員立法として成立させるべく、3部会合同の会議が開かれました。
2010年10月8日<自民党本部>
「自民党総務部会初会合 会長挨拶」
この度、自民党影の内閣(シャドー-キャビネット)発足にあたり、総務大臣に就任いたしました。同時に、党本部政調会の総務部会長も兼務し、総務省が所管する、地方分権改革、地域活性化、地方税財政改革、郵政行政、放送行政、など、幅広い範囲が議論の対象となっております。
ただ一人の民間出身の片山総務大臣は、就任前には、民主党が打ち出していた方針に正面から反対、あるいは厳しい批判の声を上げており、大臣との論戦は楽しみです。
いずれも一筋縄ではいかない政策課題です。高い山を、近くからだけではなく遠くから見て全体像をつかむ、あるいは、自分の立ち位置を、足元だけではなく鳥のように高い位置から見る必要があります。国民の生活を守る生活目線の視点に加え、複眼的な視野を持ちながら、難しい課題の解消に、全力を尽くしてまいります。
2010年8月26日<第一ホテル東京>
「いわき市在京・地元各界交流の夕べ」
毎年恒例の交流会が、多数の出席者のもと盛大に開催されました。
20年前、いわき市長に就任した時からの、在京のなつかしい顔も多く見られ、嬉しく思いました。 和やかな雰囲気の中、懇談を深め、ふるさとの食材に舌鼓を打ちました。
2010年8月26日<グランドアーク半蔵門>
「国道399号整備促進期成同盟会」
私が会長を務める国道399号整備促進期成同盟会の総会を開催致しました。 国道399号はいわき市から、山形県の南陽市に至る一般国道です。 特に山間部では、道幅が狭く、急カーブも多く、早期の整備促進が望まれています。
総会の後、国土交通省で、竹歳事務次官、甲村技監、金井道路局長はじめ、関係先に実情を伝える要望活動を行いました。 これからも会長として、早期に整備に向けた予算確保に努めてまいります。
2010年8月25日<グランドアーク半蔵門>
「国道289号整備促進期成同盟会 総会」
国道289号整備促進期成同盟会総会が東京で開催されました。
国道289号はいわき市と新潟市を結ぶ重要な路線であり、全線開通が沿線住民の長年の願いです。 交通不能区間である八十里越の一日も早い開通に向けて、全力で取り組んでまいります。
2010年5月25日<参議院・委員会室>
「内閣委員会・質問」
内閣委員会で質問に立ちました。
最初に、口蹄疫の感染拡大で政府の対応が遅れ、米軍普天間飛行場移設問題で政府が迷走しているのは政治主導により官僚が支持待ちの状態にあるためだと述べ、政治主導による行政事務の問題点を指摘しました。
そして、国家ビジョンの策定に基づく公務員制度の確立などについて政府の所見を質しました。
2010年5月19日<参議院・本会議場>
「代表質問」
参議院本会議で、自民党を代表して質問に立ち、国家公務員法改正案について政府の考えを質しました。
麻生内閣が昨年提出した改正案に比べて大幅に後退し、連合などが反対しない骨抜き法案になっていると指摘をいたしました。
行政機構の大改革であり、自民党は対案を提出しております。一部の利益、団体の為のものではなく、国家国民の為を考え、論議を進めるべきです。
2010年3月30日<衆議院内>
「いわきJA女性グルメの旅 国会見学」
朝から風が冷たく肌寒い天気でした。今日は、地元いわき市からJA女性部の皆様が国会においでになりました。
和やかな雰囲気の中、皆様熱心に、また楽しみながら国会を見学されていました。
2010年3月30日<自民党本部>
「自民党大玉支部との懇親会・意見交換会」
自民党大玉村支部の皆様が国会見学と研修会を兼ねて、党本部を訪問されました。
日頃から、党活動・党勢拡大に熱心に取り組んでいらっしゃる皆様に敬意と感謝を申し上げ、要望聴取、意見交換を行いました。
地方に目を向けた政策を打ち出し、地域が主役となる国づくりを推進するために努力してまいります。
2010年3月27日<コンベンションホールAP浜松町>
「JTU社員総会」
事務局長を務める自転車活用推進議員連盟の役員勉強会に出席しました。
朝日火災海上保険(株)の割田 善平氏を講師に、「自転車保険の現状と課題について」伺いました。その後、自転車活用推進研究会から「自転車を取り巻く最近の状況について」報告を受けました。
エコや健康志向の上昇に伴い、自転車利用が増加傾向にある中、自転車事故自体は近年減少(実態として、事故届けのない“事故”が多いと思われます)しているものの、交通事故に占める自転車事故の割合は増加し、また大怪我に繋がる事故が起きるケースも少なくありません。
自転車ブームが盛んな中、安全運転の啓蒙や保険環境・社会インフラの整備によって、安心して自転車を楽しめる環境をつくっていくことが必要です。
今後とも、自転車を有効活用した社会づくりの推進を目指して頑張ってまいります。
2010年1月27日<自民党本部>
「電源立地及び原子力等調査会」
自民党政務調査会の電源立地及び原子力等調査会・原子力発電施設等立地地域振興特別措置法改正に関する小委員会合同会議に出席しました。
この法律の現状と課題についてを議題に、原子力政策の今後の展望と、電源立地地域の更なる振興・発展に向けた取り組みを実施すべく、活発な意見交換が行われました。
2010年1月24日<グランドプリンスホテル赤坂>
「第77回自民党大会」
会場からの激励に応えながら力強く挨拶
今夏の参議院議員選挙に公認が決定している候補予定者(現職含む)として、懸命に戦い抜くとの力強い決意を述べました。
2010年1月18日<国会正面玄関>
「通常国会で、和装振興議員連盟の記念撮影」
1月18日、通常国会が召集され、天皇陛下のご臨席を仰ぎ、午後1時から開会式が行われました。 その後、和装振興議員連盟の衆参両院の議員が、和服姿で記念写真に収まりました。
私は毎年、和服で開会式に臨んでいます。これからも日本の伝統文化を守ってまいります。